profile
name : ソフィア ナタリチュク(Sofia Natalchuk)
division : Associate, Global Marketplace Management

その国の人や文化を知ること。世界のマーケットプレイスで勝負する
マーケットプレイスチームで、アソシエイトとして働くソフィア。ストアの立ち上げや商品登録、売上を伸ばすための施策検討などを担当しており、現在はUS&EMEAを中心に数ヵ国のマーケットプレイス運用を任されています。
「仕事をする上で大切にしているのは、商品を販売する国の人や文化をちゃんと知ること。『その国の人々は普段何を買っているのか』『どんな文化を尊重しているのか』そうした背景を知った上で、私たちが販売している商品のなかからフィットするものを選ぶ必要があります」
同じ地域でも、各国で売れ筋商品は違ってくると言います。
「例えば、アフリカという地域でも、モロッコやエジプトでは子ども向けのおもちゃやフィギュアが人気です。ナイジェリアやケニアではオーディオセットやヘッドホンなど電化製品が好まれます。労力は要しますが、日本にいながらさまざまな国や地域の情報を集めて学ぶ毎日は、仕事をしながら世界中を旅をしている感覚です」
ソフィアが日本を初めて訪れたのは2015年。関西外国語大学への留学がきっかけでした。当時ロシアの大学で言語学を専攻していたソフィアは、日本の生活環境やインフラの良さに好感を抱いたと言います。2回の留学で計1年間を日本で過ごし、将来的に日本で就職して働きたいと考えるようになりました。
大学を卒業後にロシアの翻訳会社に就職して1年半働いたのち、2019年に日本の企業に就職。日本でのキャリアをスタートしました。

“想像以上”チームと会社の幸福な関係
前職では日本のマーケットプレイスで販売したい海外企業や、国内輸入業者へのセールス業務を担当していましたが、次第に転職を考えるようになったと言います。
「前職はトラディショナルな文化が残る企業で、トップダウンで言われた業務をこなす形が自分には合わないと感じていました。もっとオープンで挑戦を許容してくれる、個人の意見を尊重してくれる会社で挑戦したいと考え転職先を探していました。そこで出会ったのが、want.jpです」
want.jpには2021年8月にジョイン。働く人を大切にし、キャリアに関わらず個人の意見に積極的に耳を傾けてくれる雰囲気は「想像以上だった」と話します。
「入社して実際に働いてみると、want.jpの雰囲気は自分の考え方や働き方に、とてもマッチしていると感じました。それぞれの会社には目指すべき目標やゴールがありますが、それを達成するためにはチームの力が必要です。会社が自分のことを大切にしてくれていないと、やる気やモチベーションが失われ、メンタルも疲弊してしまう。結果として、目標やゴールに辿り着くことはできません。want.jpのメンバーはそのことをよく理解していて、『チームが元気じゃないと会社が元気にならない』ことを分かってくれている。だからこそ、私たちメンバー1人ひとりを大切にしてくれています」

Belive in me.私を支え続けた言葉
ソフィアが生まれ育ったクリミア半島の街は、人口が2万人ほどのとても小さな街でした。子どもの頃からそんな街を飛び出し、いつか海外で暮らしてみたいと憧れを抱いていました。しかし、周囲からはネガティブな反応が多かったと言います。
「私の小さな街から、海外に出て暮らした経験がある人などいませんでした。周囲に将来の夢を話すと、『海外なんて無理だ』と否定的な反応ばかりで、がっかりして落ち込んだこともありました」
そんなソフィアを支え続けてくれたのが両親です。
「両親は精神的な面でも金銭的な面でも、ずっと私を援助しサポートし続けてくれました。今でもはっきり覚えているのが、母が言ってくれた『Believe in you.ソフィアなら絶対できるよ』という言葉。その言葉が私の支えとなり、未来への道を照らし続けてくれました」
ソフィアは今、かつて両親が自分を信じてくれたように、want.jpの未来を信じていると話します。
「want.jpでは『世界流通の次の当たり前をつくる』というビジョンを掲げています。私が会社に入社した後もメンバーはどんどん増えていますが、楽しく仕事をしたいというメンバーが多い。会社のゴールや目標を達成しようという雰囲気に満ちています。一人ではできないことでも、チームでなら達成できる。このメンバーやチームなら、want.jpのビジョンを達成できると私は信じています。かつて両親が私を信じてくれたように、私もwant.jpの未来を信じて、会社のためにもっと貢献していきたいですね」